読書感想文『卵の緒』著者 瀬尾まいこさん

自分が捨て子であることや、学校生活などで日々出てくる問題に対し、子どもながらの素直な目線で1つひとつ答えを見つけていく日常が、ユーモアに溢れた母さんとの会話と共に暖かく描かれた小説でした。

 

母さんによると、「美味しいものを食べたとき、それを一番に食べさせたいと思った人が一番好きな人」だそう。

私はまだ娘が小さいからもう少し大きくなったらの前置き月だけれど、家族みんなで美味しいご飯を一緒に食べたいな〜と思ったので、あながち間違ってないなと思っいました。

今、家では諸事情があり、夫婦のどちらかが立ち食い状態で食べているので、より一層、食卓を一緒に囲める日が待ち遠しいですね…(笑)

 

※諸事情ですが、娘が机によじ登るので、一旦「ダメ」や「座って食べること」がちゃんとできる月齢になるまでは机を一旦撤去してます。なので、簡易的なハイテーブルで食べたり、棚の上に食事を置いてそれぞれがサクッと食べるスタイルです(汗)

 

小説の内容からだいぶそれましたが、家族それぞれに悩みや事情があっても、各々がお互いを大切に思うかどうかで家族の在り方も変わり、他人をも大切にしていけるんだと感じさせる小説でした。