コロナについてのあれこれ

地震への備えは、今までの大震災を振り返って、ある程度予測しながら準備できる。生きている間に実際の被災体験していなくとも、過去の被災地の様子はメディアから様々な情報を収集でき、さらに備えへの啓発情報を豊富に仕入れることができる。

 

けれど、日本だけでなく世界が直前している新型コロナウイルスの蔓延をきっかけに、一般人レベルでは疫病の歴史が過去の事として忘れ去られていると感じるようになった。

予防・封じ込め作戦の知識やその意識が薄く、また共通認識もないため、国や自治体が統率を取ろうにも身動きが取れず、ダラダラと感染蔓延を野放しにしている状態だ。

 

公衆衛生的には一旦家に引きこもっていることが最善の解決方法なはずだけれど、先に経済が立ち行かなくなってしまったら、今度は人が生きていくために必要なお金が無くなってしまい別の問題が発生してしまう。しかも地震からの復旧のように目処が立てられないゆえに先行きが見えず尚更厄介だ。

 

緊急事態宣言が発令され、ある程度人が外に出ないようにはなってはいるけれど、個人の持久戦になっているので経済的精神的苦しみはじわりじわりと大きくなっていくだろう。アウトドア派ではない我が家ですらストレスを感じているのだから尚更だと思う。

 

また、個人的な事情で言えば、病的なまでに手洗い消毒をしたくなる強迫観念が顔を出し始めているので、精神的疲弊に繋がらないよう適度に向き合いたくてたまらなくてさらに悪循環になっている。恐怖が心を蝕んでく様を実行している…。でも、大切な人を守るためには必要なことなのかなとも思う。

何が正解かは分からない。

とりあえず、家の消毒液は3ヶ月以内に使い切らなきゃゴミになってしまうから、使い切るためにやってるって感覚で、なるべく気楽に取り組もうと思う。

 

どうにか早く、コロナが脅威ではなくなりますように…。